転居先は決まった!今の物件の敷金の返却っていつだっけ?
そのタイミングがいつになるか気になりますよね。
転居先の生活にも何かとお金がかかります。
ぜひ早めの段階で敷金についてもう一度確認し、
見通しをつけて引越しを迎えられるように準備しましょう。
目次
〇敷金の取り扱いについては民法で定められている
民法の規定によると、敷金は賃貸借契約が終了しその部屋を明け渡したときに返還しなければならないとされています。
実際には退去立会いで原状回復費用やクリーニング費用等がいくらになるか計算しそれを差し引いて残額の返還となります。
つまり、部屋を出ていく前に敷金の返還をお願いすることは出来ず、
「敷金を返してくれるまで立ち退かないぞ!」という言い分も通用しません。
〇どのような条件で契約したかは要確認
長い年月お部屋に住んでいると、
どんな条件で契約したか記憶がおぼろげになってしまうこともあります。
退去を決めたら、まずはどんな契約を結んでいたか確認することをおすすめします。
思ったよりお金がかかって慌てることがないように備えておきましょう。
敷金ゼロで契約→原状回復費用等は退去時に全額実費で清算する
敷金1ヶ月~→原状回復費用等を差し引いた金額が返還される
敷金償却→退去時に原状回復費用等として全額没収される
はじめに敷金を預けていれば退去費用への”貯金”にもなりますので、
退去時の出費を抑えることにもつながります。
ですので、どのような契約条件だったか一度確認してみましょう。
〇敷金ゼロの物件で注意すること
先ほども記載しましたが、敷金ゼロの物件は退去時に原状回復費用等を全額支払わなければいけません。
敷金ゼロで初期費用を抑えることは出来ますが、
退去時に払う金額が大きくなることを念頭に置いておく費用があります。
原状回復費用をいつ捻出するかの違いになりますので、良くご検討の上お部屋探しのご参考にしてください。
〇敷金に利息はつかない
一般的な賃貸借契約においては契約内容に「敷金には利息はつけません」という内容が盛り込まれています。
例えば月額100万円の賃貸物件に10年住んだとします。
銀行で100万円を10年預けるといくらか利子がつきそうですが、
一般的な賃貸借契約の場合は利息をつけないという契約内容になっている為10年たっても100万円です。
ちなみに賃貸借契約の内容は契約者同士の合意で自由に変更することができるので、
中には「利息をつける」という契約書も存在するかもしれませんね。
〇敷金の返還がない、困った時はどこに相談?
敷金の返還があるはずなのにいくら待っても返還がない。
途中でオーナーや管理会社が変わって、敷金の取り扱いがうやむやになってしまっている。
などなど退去時・退去後のご相談として多いのがこの敷金です。
困った時に相談できるのが、各自治体にある不動産取引に関する窓口です。
電話などで、どうしたら良いかアドバイスをしてくれます。
敷金の返還で困ったら一度電話してみることをおすすめします。
〇東北沢・下北沢・代々木上原のお部屋探しはアソシオへ
お部屋探しのご相談やお困りごとはぜひアソシオへお気軽にご相談下さい。
会社に行く前に物件を見たい、急いで物件を探して欲しいなどのご要望に茂対応しております。
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