家賃の滞納が心配だ…もしかして退去しないといけない？

  

生活をする上で家賃の支払いは大きな支出です。
給料が下がったり、また急に収入がなくなれば家賃の支払いに影響が出てきてもおかしくありません。

翌月分を前月の月末までに支払うという約束をしていることが多いと思いますが、
その支払いが間に合いそうにない、できそうにないとき一体どうすればいいのでしょうか？

〇まずは、早めに大家や管理会社に相談

家賃の支払いが苦しい、支払いが遅れてしまいそうだ。
そういった時、まずは相談することが重要です。
相談すれば数日の猶予を貰える場合もありますし、
今後の家賃支払いについての見通しも相談することも可能です。

大家側から「家賃を払えないならすぐに契約解除だ！」という事は法律上出来ませんで、
家賃の支払いについては柔軟に対応してもらえることがほとんどです。

ですが、黙って支払いを遅らせる・催促の電話を無視するなどは大家との信頼関係を損ねてしまいますので絶対にやめましょう。

支払いが厳しい状況を正直にはなし、「遅れるけど必ず払います」という姿勢を示すことが重要です。

〇2か月連続で滞納すると契約解除？！

ネットで調べると○回連続で家賃を滞納すると契約を解除される、鍵を交換され家に入れなくなる、、、
等の情報が出回っていますが、実際賃貸人は「借地借家法」という法律で守られていますので滞納することですぐに契約解除にはなりません。

大家から賃貸人に対して契約解除を申し出ることは余程正当な理由がないと出来ないと法律で規定されている為です。

だからといって家賃の滞納や督促の無視をしていい訳ではありませんが、
例えば2か月家賃を滞納したからといって住む家をすぐに失うという事ではありません。

また、家賃滞納者の玄関ドアのカギを勝手に交換し家に入れなくする、
室内の家具をすべて外に出してしまう等の行為をテレビで見たことがあるかもしれませんが、
そのような行為は適切であるとは言えませんし、どこの大家もそういったことをしている訳ではありません。

もちろん滞納が数カ月にもわたりさらには督促も無視するようなら話は別です。
状況によっては裁判所による強制執行もあり得ます。

ですが、そうなる前にきちんと大家と話しが出来ていれば最悪の事態は避けれるはずです。
今月家賃の支払いが厳しい、、、そんなときは早めに相談し事情を説明することをおすすめします。

〇本当に困ったら行政に相談を

家賃が払えなくて滞納が続いている。
このままでは契約解除されてしまいそうだ。

1ヶ月や2か月のことなら大家は相談に乗ってくれるかもしれませんが、
例えば数カ月にわたり払える見込みがないなど長期にわたりそうなときは行政にも相談窓口があるのでまずは問い合わせてみましょう。

新型コロナウイルスの流行により失業や休業に追い込まれた場合は下記のような給付金もあります。
厚生労働省生活福祉資金貸付制度
https://corona-support.mhlw.go.jp/

また、新型コロナウイルスでの影響に関わらず少額の貸し付けが受けれる場合もありますので、
行政の窓口に相談をしてみることをおすすめします。

東北沢に事務所を構えるアソシオでは不動産に関するご相談を受け付けております。
ぜひお気軽にお問合せ下さい。

株式会社アソシオ
電話03-5738-5622
問い合わせフォーム

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