もし、生活が苦しくなり住宅ローンが支払えなくなったら?
飲食店は20時以降の営業自粛を求められ、経済活動にも大きな営業が出てきています。
失業や休業また給与の減額など人々の生活に支障がこれから出て来るともいわれています。
もし、生活が苦しくなり住宅ローンが支払えなくなったらどのようにすれば良いのでしょうか?
目次
〇住宅ローンの支払いに困ったらまずは抱え込まず相談を!
住宅ローンの支払いに困ったら、住宅ローンを借りている銀行に相談するのも一つの手です。
支払いを少し待ってくれたり、もしかしたらしばらくは利息のみの返済にしてくれるかもしれません。
とにかく、抱え込まずに相談してみることをおすすめします。
そして、もう一つ相談に行きたいのが不動産屋です。
短期間の支払い猶予で収入が元に戻り、生活を立て直すことが出来ればいいのですが、
長引くコロナ禍の影響で今後の見通しは立てづらくなっています。
そこで視野に入って来るのが自宅の売却です。
ですが、どんな不動産でも売却できるわけではありません。
ご自宅が売却出来るかどうか、
売却できるなら売却し、生活を立て直した方がいいのか、
どうすれば売却出来るのか、専門知識のある不動産屋に相談することで住宅ローンの問題解決へ一歩を踏み出せるのです。
〇売却できる物件と出来ない物件
売却できる物件とは、売却価格が残債を上回る物件のことです。
売却価格が2500万円で残債が2000万円なら売却可能で手元に500万円残ります。
ではもし売却価格が1500万円で残債が2000万円だった場合、どうなるでしょうか?
このままでは売却することが出来ません。
もし手だしで500万円捻出することが出来れば売却可能ですが、一括で用意するのは簡単ではありません。
毎月の住宅ローンの支払いも難しくなり、売却も残債が多く難しい。
もし住宅ローンの返済を滞納したらどういったことが起こるのでしょうか?
〇住宅ローンの滞納が行く着く先は「競売」
1度住宅ローンの支払いが滞ったからといって即刻自宅が競売にかけられる訳ではありません。
しかし、何カ月にもわたり支払いを滞納すると自宅を競売により失う可能性が大きくなります。
はじめの滞納からいくつか段階を追って手続きが為されていくので”ある日突然自宅を失う”という訳ではありませんが、
競売が開始され落札者の手に渡れば自宅を出て行かなければならなくなるのです。
また自宅が競売物件になるとその事実が「公告」されます。
つまり公に住宅ローンの滞納で競売物件になってしまったという事が知れてしまいます。
そういった面でもできるだけ競売になることは避けたいですよね。
それでは住宅ローンの支払いも難しいが残債が多く売却も出来ない、、、でも競売は避けたい!
そんなときはどうすればいいのでしょうか?
〇「任意売却」で競売を回避する
任意売却とは売却金額を債権者に分配することで抵当権を抹消してもらい不動産の売却を可能にする方法です。
先ほども述べましたが、売却金額1500万円で残債2000万円の物件は売却出来ません。
ですが、この「任意売却」という手法では、交渉により1500万を債権者に分配し抵当権を抹消してもらい売却を可能にします。
これは債権者にとってもメリットがあります。
競売になると通常の不動産価格よりも安くなってしまい、結局は債権が回収できない可能性があります。
債権者が何人もいて、優先順位が低い人は回収できる可能性はゼロに近くなります。
ですが、任意売却は通常の売買取引と比べ多少は金額が下がりますが、それでも競売よりかは債権回収の可能性が高くなります。
債権者は満額回収することが出来ませんが、競売よりは回収できる見込みがあるとして抵当権抹消に協力してくれるという仕組みです。
〇早めの相談で「任意売却」が選択できる
任意売却を可能にするのにはタイムリミットがあります。
ですので、早めはやめに相談し今後どのように対応していくか方策を練ることが重要です。
また「任意売却」には専門知識が必要です。
どの不動産屋でも対応出来る訳ではありません。
東北沢の不動産屋アソシオでは住宅ローン返済に関するご相談を随時受け付けております。
相談は無料です。
住宅ローン返済の悩みは抱え込まずにまず相談を。
電話03-5738-5622
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