【リライト 元ID:2098】オンライン内見・電子契約で変わった?今のお部屋探しの進め方

オンライン内見・電子契約で変わった?今のお部屋探しの進め方 お部屋探し

オンラインで進めるお部屋探し、どこまでできる?

オンライン内見とか電子契約とか聞きますが、お店に行かずに部屋を借りられるものなんですか? 何がどこまでオンラインでできるのか、よくわからなくて…

アソシオくん
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お部屋探しの流れのうち、内見・重要事項の説明・契約書のやり取りは、オンラインで進められるようになっています。ただし、どこまでオンラインにするかは不動産会社や物件ごとに異なりますし、借りる方の希望も大切です。

オンライン内見や契約手続きの電子化は、国の制度が2017年ごろから段階的に整えられてきました。今では選択肢のひとつになっています。この記事では、オンライン内見・IT重説(画面越しの重要事項説明)・電子契約(契約書類を電子でやり取りすること)のしくみと、使うときの注意点、秋の閑散期の動き方を順に整理します。

オンライン内見で「見られること」と「見えにくいこと」

オンライン内見は、ビデオ通話や、撮影済みの動画・360度画像を使って、離れた場所から部屋の中を確認する方法です。遠方からの引越しや、仕事で平日に時間が取りにくい方にとって、移動の手間が省けるのが大きな利点です。

オンライン内見が向いている場面

  • 引越し先が遠く、何度も足を運ぶのが難しい
  • まず候補を数件に絞り込みたい
  • 間取りや設備、部屋の広さの感覚をざっくり確認したい

現地で確かめたほうがよいこと

画面ではわかりにくいものもあります。たとえば、次のような点です。

現地で確認したいポイント

  • 日当たりや窓からの眺め、周囲の建物との距離
  • 騒音やにおい、共用部の清潔さ
  • 最寄り駅からの道のりや、夜の雰囲気
  • 収納の奥行きや、家具を置いたときの余裕

なるほど、画面で絞り込んで、気に入った部屋だけ現地で確かめる、という使い方もありですね。

アソシオくん
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はい、そういう使い分けもできます。特にご家族で住む場合は生活のイメージが大切なので、最終的に現地を見ておきたいと考える方もいます。周辺の環境は、候補が決まったら一度歩いてみると安心です。

「実物を見たい」という気持ちは今も大切にしたいところです。オンラインと現地、どちらか一方に決めずに、段階ごとに組み合わせて考えてみてください。

IT重説とは? 重要事項説明を画面越しに受けるしくみ

賃貸の契約前には、宅地建物取引士(不動産取引の専門資格を持つ担当者)が「重要事項説明」を行います。契約条件や物件の権利関係など、大事な内容を説明するもので、宅地建物取引業法で義務づけられています。これをビデオ通話などで行うのがIT重説(ITを活用した重要事項説明)です。

国土交通省の発表によると、賃貸取引のIT重説は2017年(平成29年)10月1日から本格運用が始まりました。一定の要件を満たす場合に限り、対面での説明と同様に扱われます。

IT重説の主な要件(国土交通省の資料より)

  • 映像を十分に見られ、音声を聞き取れ、双方向でやりとりできる環境で行う
  • 宅地建物取引士が記名した重要事項説明書などを、説明の前に届けておく(電子での提供も含む)
  • 説明を受ける人が、重要事項説明書を見ながら説明を受けられる状態にする
  • 宅地建物取引士が宅地建物取引士証を提示し、画面で確認してもらう

画面越しでも、ちゃんと取引士の方が説明してくれるんですね。簡単な手続きだけで済むのかと思っていました。

アソシオくん
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はい、説明の中身は対面と同じです。気になる点はその場で質問できますし、不明なままで進める必要はありません。映像や音声が聞き取りにくいときは、遠慮なくお伝えください。

契約書類の電子化は2022年5月から。何が変わった?

2022年(令和4年)5月18日に施行された宅地建物取引業法の改正により、書面を紙に代えて電子書面で提供できるようになりました。対象は、重要事項説明書と、契約を結んだときに交付される書面(いわゆる37条書面)です。同じ改正で、これらの書面への宅地建物取引士の押印も不要となっています。

ここで押さえておきたいのは、電子での提供には、借りる方の承諾が必要という点です。国土交通省の資料では、あらかじめ承諾を得る際に、提供の方法とファイルの記録形式を示すことが求められています。つまり、承諾しなければ紙で受け取れますし、いったん承諾したあとでも、書面やメールで申し出れば電子での提供を断ることができます。

電子契約を使うときの確認ポイント

  • 電子での提供を承諾するかどうか(承諾は自分で決められます)
  • 書類が届くメールアドレスや、受け取り方法
  • パソコンやスマートフォンで書類を開いて読み、保存・印刷できるか
  • 入居日や初期費用の支払い方法など、契約内容そのもの

初期費用の内訳は、紙でも電子でも同じように確認が必要です。敷金・礼金の意味や見方は、敷金ゼロ・礼金ゼロはお得な物件?で詳しく解説しています。

電子契約にすると、入居までの流れも変わるんでしょうか?

アソシオくん
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申込、審査、契約、入居という大きな流れは変わりません。書類のやり取りが電子になる分、郵送の時間が省ける場合もありますが、審査にかかる期間は物件や状況によります。流れの全体像は今すぐに引越したい! 最短何日で引越しが可能?も参考にしてください。

秋の閑散期にお部屋探しを進めるコツ

一般に、賃貸は春先の入学・就職・転勤の時期に動きが集中するといわれ、秋は春先に比べて動きが少ない時期とされます。ただ、地域や物件によって異なりますので、ここでは数字ではなく、動き方の考え方をお伝えします。

オンラインを使って、じっくり比べる

問い合わせが落ち着いている時期は、候補を複数並べて比べやすい面があります。オンライン内見で候補を絞り、気になる物件だけ現地で確かめる流れなら、平日の限られた時間でも進めやすくなります。

「いい部屋が出たら動く」準備をしておく

気に入った部屋が見つかったときは、入居申込の順番が関係します。申込が重なると先着順になることもあるため、賃貸の入居申し込みで重要な「番手」とは?を読んで、順番のしくみを知っておくと慌てずに動けます。

事前に決めておくとスムーズなこと

  • 家賃の上限と、ゆずれない条件(駅距離、設備など)
  • 入居したい時期の目安
  • 引越し前後に必要な手続きの確認
  • 書類やデータを受け取るメールアドレス

条件に合う物件は、アソシオの物件検索からも探せます。

お店に行かなくても進められるけれど、無理にオンラインにしなくてもいいんですね。ちょっと安心しました。

アソシオくん
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そのとおりです。オンラインで進めるか、お店で相談するか、現地を見るかは、ご自身に合う形をお伝えください。アソシオは東北沢・代々木上原を拠点に、世田谷区・渋谷区・杉並区・目黒区・中野区を中心とした都内のお部屋探しをご相談いただけます。物件ごとに対応できる方法を確認しながら、一緒に進め方を考えます。

まとめ

この記事のまとめ

  • オンライン内見は、絞り込みに便利。気に入った部屋は、周辺環境を含めて現地でも確かめると安心
  • 賃貸のIT重説は2017年10月1日から本格運用。説明の中身は対面と同じ扱いで、不明点は質問できる
  • 重要事項説明書や契約書面の電子化は2022年5月18日から可能に。電子での提供には借りる方の承諾が必要
  • 秋は春先に比べて落ち着いた時期とされ、オンラインと現地を組み合わせて、条件を整理しながら比べやすい面がある
  • 進め方に迷ったら、希望(オンライン・紙・来店)を不動産会社に伝えて相談する

契約や重要事項の内容は物件や取引ごとに異なります。実際の判断は、重要事項説明書や契約書の内容を十分にご確認のうえ、不明点は不動産会社や宅地建物取引士にお尋ねください。

※本記事の内容は、国土交通省の報道発表「平成29年10月1日より賃貸取引に係るIT重説の本格運用を開始」(2017年9月8日)、「不動産取引時の書面が電子書面で提供できるようになります。~宅地建物取引業法施行規則の一部改正等を行いました~」(2022年4月27日)、同省「重要事項説明書等の電磁的方法による提供及びITを活用した重要事項説明 実施マニュアル」(2022年4月)を参考にしています(2026年10月時点)。

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