知ってると得するかもしれない?!不動産の話#11
今回は後半編です。
<空き家予備軍診断>
1 □ 親が高齢で、今後施設での介護が必要になりそう
2 □ 高齢の親が一人暮らしだが、今後呼び寄せようと考えている
3 □ もしもの時に相続するのは自宅だけで、自分以外にきょうだいがいる
4 □ 親の介護や実家について、きょうだいと情報共有していない
5 □ 実家は遠方の地方、Uターンの予定はない
6 □ 先祖代々の土地があるが、地方で遠方である
7 □ 実家を売却査定に出してみたが、納得できない査定価格であった
8 □ 実家の土地は親の兄弟の共有持ち分である
9 □ 借地で建物は親の所有である
10□ 高齢の親と、今後について話したことがない
一つでも当てはまれば実家が空き家予備軍といえますが、
その対処方法は当てはまる項目によって変わってきます。
今回は、項目7以降についての解説です。
目次
〇項目7
一度は査定に出してみたが納得いかない査定価格、、、
「売却」を先延ばしにすると、認知症の発症や思わぬタイミングでの相続で空き家のリスクが。
査定に出してみて、思った金額ではなかった。
もう少し先延ばしにすれば、売却価格が上がるかもしれない。
不動産価格というものは相場があり、思ったような査定価格がつかないこともあります。
同時に何社かに査定をお願いしても一番高い査定価格を出した会社が一番高く売ってくれるというものではありません。
ですので、査定価格だけで売る・売らないを決めてしまうのは空き家になるリスクをはらんでいるといえるでしょう。
というのも、、、
もし高齢の親が認知症を発症してしまった場合、売却自体は難しくなります。
売却が難しくなれば、相続のタイミングまで空き家になるリスクもあります。
空き家になれば資産価値にも影響を与えてしまいます。
そういった「どうにも動かせなくなってしまう」という事態を避けるためにも
一度売却を考えたならば、【家族信託】や【生前贈与】など対策を講じたほうがよいといえるでしょう。
【家族信託】については下記コラムをご参照下さい↓↓
〇項目8
【共有持分】では全員の合意がないと財産が処分できない
不動産が共有名義であると、売却等を行う際にどうしても全員の同意が必要になります。
もし、誰か一人でも合意しないもしくは認知症を発症している状態で意思確認をすることができないとなれば
自宅を処分することが出来ません。
つまり、いつかは所有権を整理しよう・売却など処分しようと思っていてもいざその段階で出来ない、、、という事に茂なりかねません。
そういったリスクを抱えており空き家になるリスクが高いといえるでしょう。
共有持分の物件に関しては【家族信託】や不動産会社・弁護士・司法書士に相談して所有権を整理することをおすすめします。
〇項目9
借地権によっては契約期間が決まっているものも。
契約の内容によっては売却活動にてこずり空き家リスクになる可能性があります。
まずはご実家の状況を把握し、不動産屋に相談することをおすすめします。
実家のの土地と建物の所有者が異なっている場合や借地権上の建物を所有している場合は、不動産の処分にてこずる可能性がある為、空き家リスクをはらんでいます。
〇項目10
もしもの時、どうするか、、、なかなか話せる話題ではないですが、
実家が空き家になるリスク、またそれを相続した時にどんな費用や手間がかかるのか。
これを把握しておかないと思わぬ出費や労力がかかることがあります。
例えば実家の所有権などがどんな状態なのか、まずは状況を共有しておかないと空き家リスクは高くなります。
このまま、相続まで何も手をつけないというのも選択肢ですが、
【家族信託】や【生前贈与】もしくは共有持分の整理など検討するなら、早いに越したことはありません。
いきなり弁護士や司法書士に相談すると相談料が気になりますよね。
また、契約や権利関係の事については専門家であっても不動産や不動産市場の動向についても専門家であるとは限りません。
ですので、こと実家という不動産についての相談でしたらまずは不動産屋に相談することをおすすめします。
東北沢にある不動産屋、株式会社アソシオでは最新の不動産市場の動向をふまえご相談に応じております。
空き家リスクへの不安を少しでも減らしたいという方からのご相談も随時お受けしております。
相談に費用はかかりません。【無料】でご相談をお受けしております。
何を話せばいいか分からない、、、、
そんな方にも安心してご相談頂けるよう”聞き上手”なスタッフが丁寧に対応致します。
まずは
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もしくは
03-5738-5622 株式会社アソシオアソシオまで
※空き家相談の件とお伝えください。