社内会議でボツになった地方の空き家活用企画

地方の空き家活用企画!ボツになった中に光明?

株式会社アソシオは創業以来地方の空き家活用に力を入れてきましたが、
その取り組みで実現したもの、しなかったもの様々です。

    

今すぐに実現できなくても、将来的にはやってみたいそんな企画も多数。
そこで今回のコラムは実現したらちょっと面白そうな空き家活用方法についてのコラムです。

〇空き家で野菜を育てる「空き家菜(あきやさい)」「マッシュroom」

名前先行と言っても過言ではありませんが、、、

近年注目を集めている工場野菜。
工場で土を使わず水と養分とライトで野菜を育てる方法です。
その生育方法が確立され、育てる際に養分を調整することで栄養機能性食品として付加価値を持つ野菜を育てたり、
土を使わないことで”洗わずにすぐに食べれる”野菜を育てることが可能です。

工場での生育が可能なら、空き家でもその可能性があるだろうということで考えたのが「空き家菜(あきやさい)」。
空き家内に水耕栽培の設備を導入し、野菜を収穫するという企画です。

育てる野菜は稀少性が高く消費者に直販出来るものを選べば収益性も上がり、空き家の活用方法として確立出来るかもという内容です。

この企画には①費用、②労働力の確保という問題点があり企画段階でボツとなりましたが、
もしこの先設備導入コストが下がれば地方の空き家に数戸まとめて設備を導入し、
作業員はルート営業のように空き家を巡回し作付や収穫、出荷をすることで効率的に野菜を出荷することが可能かもしれません。

水耕栽培はコストがかかるので、水耕栽培ではないものとなるとキノコ類が候補としてあげられます。
その中でもマッシュルーム(マッシュRoom)はハウス栽培に向いており、お部屋の中でも栽培することが可能です。

また、アパートなど長屋や集合住宅の一室での栽培を想定した場合、
栽培で利用する空調の熱や栽培から発生する熱で建物全体が温められるという副産物があります。
1階でマッシュルームを育てれば、2階のお部屋が暖められるというものです。
冬場の冷え込みが厳しい地方での活用に活路があるのでは?という企画でしたが、
やはり労働力や販売先の確保が難しくこの企画は見送りになってしまいました。

〇空き家の活用はまだまだ確立されていない

これから世帯数も減少傾向に入る日本では空き家が増える一方です。
東京ですら問題になっている空き家ですので、地方に行けばその問題はとても大きなものになっています。
空き家活用方法で「これ」という決め手がないのが原状です。
外国人観光客が順調に増えていたころは民泊などの宿泊施設への転用も有効な一手でしたが、
コロナ禍における現在ではそれも難しくなっています。

弊社では創業以来のテーマである地方の空き家活用に取り組んできました。
結果が出たもの、出なかったもの両方ありますが、これからもアソシオは積極的に空き家の活用方法について、考え実行していきます。
企画がボツになったものも、面白そうなものはチャンスがあればとひそかに考えています。

空き家でお困りの方は弊社までご相談ください。
空き家の活用をはじめ、様々なお手伝いをさせて頂きます。

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